2009年5-6月の近況

NHKブックス別巻 思想地図 vol.3 特集・アーキテクチャ

NHKブックス別巻 思想地図 vol.3 特集・アーキテクチャ

  • 『ARのすべて』(日経コミュニケーション編集部編集、日経BP社)に、「場の空気を可視化する「ソーシャルAR」の可能性」という記事が所収されています。2月に受けたインタビュー記事のほとんどそのままの再録です(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20090209/324468/)。が、「ソーシャルAR」では言葉的にいまいちなので、「Augmented Sociality(拡張された社交性)」という造語も付け加えています。

ARのすべて ケータイとネットを変える拡張現実

ARのすべて ケータイとネットを変える拡張現実

http://www.seidosha.co.jp/index.php?%A5%EC%A5%E0%A1%A6%A5%B3%A1%BC%A5%EB%A5%CF%A1%BC%A5%B9

ユリイカ2009年6月号 特集=レム・コールハース 行動のアーキテクト

ユリイカ2009年6月号 特集=レム・コールハース 行動のアーキテクト

■以下、イベント告知です。

  • 5月31日、日本映像学会 第35回大会(於、名古屋大学) 大会2日目のシンポジウムに参加します。詳細は以下をご覧ください:

http://www.jasias-chubu.org/35/index.html

シンポジウム 16:00〜17:50
「動画サイトは『教育の場』となるか?」

映像が教育と関わるのは,従来の意味での映像制作に限りません.現在では,種々の映像を流通させ新たな創造活動を誘発する環境=「アーキテクチャ」の設計もまた,さまざまな教育分野を貫く重要なテーマとなっています.そうしたアーキテクチャ(およびその象徴としての「動画サイト」)は,情報科学・建築・生態工学のみならず,政治学・法学・経済学・社会学・人類学・視覚文化研究等,さまざまな分野で教育研究の対象になっています.だとしたら,今や動画サイト(およびそこでの映像)は,ひとつの重要な「教育の場」なのではないでしょうか?
こうした動画サイトの可能性について,情報環境研究の濱野智史氏(『アーキテクチャの生態系』著者),法哲学研究の大屋雄裕氏(『情報とメディアの倫理』共著者)のお二人をパネリストに議論します.

http://www.moba-ken.jp/event/sympo0906/sympo0906_program

15:25-16:45
パネルセッション2 「ユースカルチャーのデザイン」

女性や子供の視点から・・・山本 貴代(博報堂生活総合研究所上席研究員)
ガジェット文化から・・・安藤 幸央(3DCG)
社会情報学から・・・濱野 智史(批評家)
モデレーター・・・小川 克彦(慶應義塾大学教授)
「場所のメディアから」