ゼロアカ道場第4回関門(2008年11月9日 - 第7回文学フリマ)

次は来月の告知ですが、11/9の文学フリマで頒布される、ゼロアカ道場の皆さんの同人誌に寄稿したり、インタビューされたり、インタビューに参加したりしています。

詳細は以下のまとめをご参照ください。


筆者が関わっているのは、以下の3冊です。

    • タイトルは「擬似同期化するファッションの世界」。話題はなぜか「ファッション」についてです。あ、でも脱オタについてじゃないです(笑)。といっても、H&Mあたりがメインの話題ではあるのですが、裏原やスケシンの話もあれば、浅田彰ハイエク、そしてなぜかデリダやルソーの話もありと、けっこうガチな論考になっているのではないかと思います。
    • すでに大きな話題を集めているようですが、なんといっても、こちらは、あの「わかむらP」のロングインタビューが載っています。僕はインタビュアーとして参加させて頂きました。上のURLでは「わかむらP」とのツーショットも掲載! しかし、せっかくなのだから、僕もマスクを被ればよかった……! かなり後悔しています(笑)。
    • また、「MTVとMADについて――《神話》的映像作家たちに関するいくつかの注釈」という、タイトルの通りですが、注釈的位置づけの文章も寄稿しています。
    • 「萌え理論」のしろうと(sirouto2)さんが中心となって編集されているこちらの同人誌には、「初音ミクに出馬させてみた――「共有党宣言」のための覚書」 というコラムを寄稿しています。内容はタイトルの見たまんま、という感じなのですが(笑)、初音ミクから代理-表象(representation)の問題を考えてみた、という、短いながらもけっこうハードな論考です。結局、総選挙はまだまだ先のことになりそうですが……。


余談ですが、このブログを見てくださっている方の半分近くは、どちらかといえばネット系住人の方が多いと思うので、文学フリマに行かれたことのない方はもちろんのこと、いわゆる「文学」や「批評」に対する普段からの関心も、どちらかといえば薄い方も多いのではないかと思います(かくいう僕自身がそういう人なので……。こんなの、何の自慢にもなりませんが、ここ1年でまともに読んだ小説は『恋空』だけですw)。

とはいえ、もし上の3冊以外にも、上のゼロアカまとめ紹介記事や、また、もちろん文学フリマにはゼロアカ関連以外にも多くの方が同人誌を出されているので、公式の参加サークル一覧(http://bunfree.net/dai7kai/circle_detail.html)などをごらんになっていただいて、ちょっとでも気になるものがあれば、ぜひ足を運んでみるのが吉ではないかと思います。11/9は、僕も会場をうろちょろしている予定です。